1.(相対的に)過大な要素を減らす
高血圧における塩分制限、糖尿病における砂糖の制限(代替の人工甘味料を用いる場合がある)、高脂血症における油分の制限などで、該当疾病の病状増悪防止や予防、治療効率の向上を目的として行います。
なお、糖尿病の場合は、前述「総カロリーの制限」も併用し、腎臓病の場合は、塩分やタンパク質の制限を行うことがあります。
疾病治療時の薬剤によっては、特定の食物を制限することがあります。(例:ワーファリン服用時の納豆摂取の禁止)
2.(相対的に)過小な要素を増やす
低血糖症における糖分摂取、持久走など運動の前に行う炭水化物を主体とした食物の摂取(カーボ・パーティー)、鉄欠乏性貧血の場合に鉄分を多く含む食物の摂取、便秘症の場合の食物線維豊富な食事の推奨、美容のために各種ビタミン類を多く含む食物の摂取など。
場合によっては特定機能食品によって不足分を補うこともあります。
手軽なため流行していますが、本来は日常の食事で補うべきものです。
3.同種の栄養素の異なる形態のものを使う
ジュース類など、砂糖が多く含まれる飲料を摂取すると、急激に血糖値が上昇し、身体はそれに対処するため、膵臓より大量のインスリンが分泌されて血糖を下降させます。
そのため、血糖値の急激な変動が起きます。
一説によれば、この極端な変化が心理面に影響し、「キレやすい」状態をひきおこすともいわれている。
同じように糖分によってカロリーを取るならば、米などの炭水化物で摂取したほうが、血糖値の上昇はゆるやかであり、比較的安定に推移します。